1998-03-03 第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第7号
市民活動促進法案は、当初衆議院への提案時は会員名簿の提出を義務づけるなど、市民活動管理法的色彩を持った内容もありましたが、衆議院での修正、さらに本院での修正を経て、関係団体から成立が望まれるものになりました。 そこで、以下の理由により私たちは賛成します。 第一の理由は、参議院で行われた修正が一定の改善内容を持っていることであります。
市民活動促進法案は、当初衆議院への提案時は会員名簿の提出を義務づけるなど、市民活動管理法的色彩を持った内容もありましたが、衆議院での修正、さらに本院での修正を経て、関係団体から成立が望まれるものになりました。 そこで、以下の理由により私たちは賛成します。 第一の理由は、参議院で行われた修正が一定の改善内容を持っていることであります。
この法案が第八条で都道府県知事に勧告権、命令権、また第十条で知事の指示により公務員に質問権を与えていることは、強権的、取り締まり法的色彩の濃いものであり、感染者や患者のプライバシーと人権の侵害につながるおそれがあります。そもそもエイズ予防法案を単独立法として制定すること自体が、感染者や患者に対して差別となるおそれがあると考えます。
ところが、本改正案においては助言義務や使用人の監督義務を新設し、税理士に対する国の監視、監督権限を飛躍的に強化し、いわば税理士監視取締法的色彩を強めるものとなっております。これは自主申告制度の形骸化とともに、税理士と税理士会を税務行政の下請機関化させるものにほかならないのであります。 第二に、一般消費税導入の布石としての徴税体制の整備が図られていることであります。
このことを抜きにして立てられた援護対策だから、一層社会保障法的色彩を濃くしていると言わざるを得ません。 次に第二項、被爆生存者対策である特別措置法の内容の大幅改善について申し述べます。 被爆者は原子爆弾による放射能の汚染に苦しみながら、終身この重荷を背負わねばなりません。先ほど市丸先生の御意見の中にもありましたが、まだまだ被爆者の医療対策の決め手はないようでございます。
次に、道路法が管理法的色彩の強い法律でございますが、これを計画法的なものにするとともに、道路整備の将来の青写真を国民に示して、国民の理解を得るとともに、道路建設に伴う不当な利得を防ぎ、ひいては効率的な道路投資が行なえるようにすべきではないかという御提案でございまして、全体の趣旨としてはおっしゃるとおりだと思います。
自然公園法、森林法、鳥獣保護法、水産資源保護法等、それぞれがばらばらな目的をもって制定されている上、きわめて局部的、資源保護的、事業法的色彩が強いのであります。政府は、民社党、社会党、公明党の共同提案である環境保全法の趣旨を尊重し、環境保全に関する総合的立法措置とともに、欧米の先駆的な環境保全行政にならい、環境保全行政の改革、充実を進める意図があるかどうか、総理の御見解を伺いたいのであります。
○中曽根国務大臣 大体、仕事は資本力とか経営能力とかあるいは経営の永続性とか、そういうことも考えなければなりませんので、そういう総合的な観点から、つまり事業法的色彩を持っても考えなければならぬ部面もあるわけです。
現行法が行政権優位の思想から立案されておるのに対しまして、改正法は人民の権利、自由の尊重の民事訴訟法的色彩を濃厚にしました立案でありまして、その点におきましては進歩の跡があると思うのであります。
この調査会の答申というものは、国家公務員の範囲を明確にしたい、その方針といたしましては、法的色彩のある行政事務に従事するもので、しかも行政機関の恒常的な構成要素となるものを国安公務員とする、さらに、ごく単純な労務に従事する者については、これを国家労務員として国家公務員と別の範疇にする。
第一に、第一条の目的でありますが、原案におきましては、牛乳処理法的色彩が農厚で、酪農によつて農業経営を健全化するというような酪農と農業経営一般との連関が必ずしも明確でなかつたのでありますが、「酪農の急速な普及発達及び農業経営の安定を図る」旨の規定を加え、この点を明瞭にいたしたことであります。
第一に、第一条の目的でありますが、原案におきましては、牛乳処理法的色彩が濃厚で、酪農によつて農業経営を健全化するような酪農と農業経営一般との関連が必ずしも明確でなかつたのでありますが、この際酪農の急速な普及発達及び農業経営の安定をはかる旨の規定を加え、この点を明瞭にいたしたのでございます。
可燃性天然ガス資源の開発につきましては、従来、昭和十三年に制定されておりました石油資源開発法によりまして、試掘助成金の交付によるところの探鉱の奨励を初めとする開発促進の措置を実施して参つたのでありますが、同法がその制定年次から推察されますように、軍事目的のための強行開発を主眼とする戦時立法であります関係上、その内容には、事業計画の届出強制、採油の増産又は制限命令等が規定され、いわゆる石油鉱業に関する事業法的色彩
可燃性天然ガス資源の開発につきましては、従来、昭和十三年に制定されておりました石油資源開発法によりまして、試掘助成金の交付による探鉱の奨励を初めとする開発促進の措置を実施して参つたのでありますが、同法がその制定年次から推察されまするように、軍事目的のための強行開発を主眼とする戦時立法であります関係上、その内容には、事業計画の届出強制、採油の増産または制限命令等が規定され、いわゆる石油鉱業に関する事業法的色彩
十条で考えておりますのは、この海難審判法は従来は海員懲戒法的色彩を持つておりまして、海難が起らない場合でもこういう非行に対しては、こういう処置をしておつたのでありますが、今度の審判法によりますと、海難に関連しないものは、全然放置をされるという意味におきまして、十条では海難に関連しない場合だけを取上げる意味において設けたわけで、結局海難に関連したものにつきましては、全く海難審判法に委ね、海難に関連しないものは
かように大まかに考えましていろいろな不安があり、いろいろな危惧の念があり、不完全な点があると存じますけれども、しかしこの経営と資本とを分離し、なお株主権を強化し、なおまたある程度におきましては授権資本制度も、無額面制度も、これを適当に運用するならば、日本の経済危機を打開する一つの企業活動として効果があるとも考えられまするので、私がただいま申し上げましたような欠陥を除去いたしましたところの、一つの企業法的色彩
そのうち田村委員の御意見を御紹介いたしますと、本改正法案は、労働組合の民主性並びに自主性の確立、使用者側の不当労働行爲の取締、及び労働委員会、特に公益委員の権限拡大等、現行法に比較して若干ではあるが整備改善を示したものとして賛意を表すると共に、一面取締法的色彩を帶び、從らに欧米法の模倣に堕せんとする傾きを示しておるのは遺憾であるが、客観情勢の機運未だ熟せざる現状を省察するとき、止めを得ざるものとして
それから第二の第二十條の現行法の業務との関係でございますが、第二十條が狹義における中央銀行としての機能であり、十三條の三に掲げましたところは、その中で特に重要なもの、あるいは廣い意味におきまして今回政策委員会の設置に伴つて出したもの、先ほど申しましたような、より一層法的色彩の強いものを、廣義の中央銀行の機能といたしまして、ここに挿入いたしたつもりでございます。
ただ意見を聽くということは、殊に公判の段階においては、当事者訴訟法的色彩が強くなりましたので、一方の申立があつて、それに対して決定などをする場合は、おおむね他の方の者の意見を聽くという立て方に、ルールでもなるものと思つております。ただこの保釈の点において、特に「檢察官の意見を聽かなければならない。」と、取上げて法律で規定いたしましたのは、今までの実際の例に見ても、保釈は一番活用される。